ごあいさつ
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2025-06-30 12:00:00
今年3月に「災害時地下水利用ガイドライン ~災害用井戸・湧水の活用に向けて~ 」が内閣官房水循環政策本部事務局 国土交通省水管理・国土保全局水資源部 より出されました。
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/content/001879780.pdf
その趣旨として、飲用水と生活用水を明確に分ける「二元化」の考えがあります。
生活用水には洗濯、風呂、掃除、トイレ以外にも、手指消毒前の粗洗浄、不幸な場合はご遺体の清めにも利用されます。
↓(同ガイドライン P5 後半略)
これは私たちの非常用生活用水浄化装置が「割り切って」「生活用水に特化」してきたことと、目的が同じなので方向性を間違わずにホッとするところです。
地下水があるところはそれが一番ですし、地下水が出ない場所や、出ても汚れがある場合には浄化装置が必要になるでしょうし、固定式の井戸と可搬式の装置との2本立ても有効だと思います。
ケースバイケースで「適材適所」の最適解を出してゆけば、最大のコスパを出せると思いますので、今後も諸ケースをシミュレーションしてゆこうと思います。
↓以前、横須賀市内で見かけた防災井戸です。
横須賀市は水脈的に地下水が豊富だそうで、このような井戸が以前から利用されていたそうです。