ごあいさつ
最新情報
発災から7ヶ月がすぎた能登の被災地ですが、まだまだ正月と風景がかわらない地区もあるようです。
あらためて被災者の皆さまにお悔やみとお見舞いを申し上げます。
ユーティリティ・ソリューションズで、発災直後から他の皆さまと連携して取り組んできた支援活動について、まとめましたので紹介いたします。
↓ダウンロードしてご覧ください。今後のご参考になれば幸いです。
能登被災地 支援活動報告【Utility Solutions】.pdf (2.67MB)
4月26日に「防災塾・だるま」の第196回談義の会で、能登での活動報告をさせていただきました。
「能登半島地震 現地で活動した会員からの報告」
http://darumajin.sakura.ne.jp/
http://darumajin.sakura.ne.jp/30dangi/dangi2024/bousai-dangi196.pdf
来場者とZoomの皆さまに、15分ほど発表、その後質問回答など、とても良い機会をいただきました。
動画は後日「だるま」のHPで公開される予定ですが、中根の発表のスライド(コメント入り)を添付しますので、よろしかったらご覧ください。
第196回 防災まちづくり談義の会(中根).pdf (2.73MB)
「香川大学の防災専門家ら 能登半島地震の被災地での活動を報告」に取り上げてもらいました。
4月18日、NHK高松の放送です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240418/8030018239.html
香川大学7人の専門家が現地調査や被害を紹介
当方の生活用水支援も紹介されました
広い視点からの講義が、とても参考になります。
国土強靱化 民間の取組事例集(令和6年4月)が、リリースされ、生活用水の確保による減災への取り組みが掲載されました。
昨年・能登半島地震前から応募していましたが、内閣官房発行の「国土強靱化 民間の取組事例集(令和6年4月)」に「非常用生活用水浄化装置」を掲載いただきました。
国土強靱化 民間の取組事例集(令和6年4月)
ユーティリティ・ソリューションズ の取組みです
能登での取り組みも書いていますので、ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/r6_minkan/index.html
詳細は↓
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/r6_minkan/pdf/019.pdf
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
輪島市阿岸公民館は2月10日に「非常用生活用水浄化装置」を設置して以来利用いただきましたが、水道が復旧したので装置撤去となりました。
4月9日まで59日間、延べ約280人の洗濯と、周囲の避難所への生活用水供給をしてきました。
水道メーターを設置した3月21日からの19日間で、約23.6m3の水をろ過・供給しました。
阿岸公民館3月21日~4月9日に23.6トンの水を製造
阿岸公民館の水道復旧に伴い、浄化装置は不要となるので、同市内もんぜん児童館に移設しました。
もんぜん児童館でも断水が復旧したので、これまで展開していた自衛隊の「入浴支援」は後日撤収予定。
しかしまだ水道管からの汚れが多いので飲用不可、自衛隊後の入浴設備用に、水道水をろ過するために浄化装置を移設しました。
学校と違いプールのない阿岸公民館で、沢の水をそこそこキレイな洗濯用水等にでき、丸2ヶ月現場の洗濯等を支えられたようで、避難生活の方からお礼のことばをいただきました。
こちらこそ現場で上手に維持管理していただき、どうもありがとうございました。
阿岸公民館 59日間、トラブルなく働きました
阿岸公民館 沢の水(ろ過原水)
阿岸公民館 浄化した水です
移設先の「もんぜん児童館」の現・入浴支援
もんぜん児童館 立ち上げ作業中
もんぜん児童館 仮設風呂の浴槽と浄化装置
おまけですが、輪島市の海岸では海底が4mも隆起したと言われてるところです。
また、阿岸公民館の隣など何ヶ所かで仮設住宅の建設が佳境を迎えていました。
そしてそして、水道の復旧も着実にすすんでいるようです!
海底が最大4m隆起したという輪島市海岸部
あちらこちらで仮設住宅工事中
一部では水道が復旧しました!!