ごあいさつ
最新情報
2月18~20日に防災先進県・高知県に行ってきました。
↑で有名な高知県です。
高知県は南海トラフ地震が懸念されているため、防災減災意識がとても高いのはご存じかと思います。
木曜日は大月町、金曜日は宿毛市と、県西部、足摺岬にちかい方面に、被災時の生活環境確保のため、電源確保、体育館の遮熱と空調、生活用水供給、などのご提案をメーカー各社と一緒にさせていただきました。
宿泊は宿毛駅前に取りました。
駅の前には「津波避難タワー」があります。体験のために登ってみました。
避難スペースは2層構造になっており、想定浸水深さ7.0mに対して1層目が11.0m、上層が14.5mに設計されています。
登り口は階段とスロープが並列にあり、スロープは1層目まで、階段は上層まで繋がっています。
収容人数は、宿毛市の資料によると最大261人とのことです。
↓登り口
↓1層目
↓上層
↓上層からの眺め(中央が土佐くろしお鉄道・宿毛駅)
↓中央奥の河口から津波が襲ってくるものと思われます
↓Wifiも備わっています
ちなみに津波避難タワーは、
https://shikokubousaifuudoshigen.amebaownd.com/pages/4689226/page_202102251449
によると、約130ほどあるそうです。
🔵ホテルに入ると机の上に「高知県防災アプリ」の案内が。
もちろんインストールしました。↓こんな画面です。
滞在中、お世話になることが起きず、良かったです。
🔵19日にお邪魔した大月町役場では、庁舎前の駐車場を使って「備蓄庫兼用防災トイレ」の建設が行われていました。
コンクリートの下には大きなタンクがあり、通常は扉からマンホールトイレなどの備蓄品を収納しています。
災害時には機材を上げてマンホールトイレを作り、タンク自体が汚物槽になるそうです。
500人が1ヶ月、用を足すだけのタンク容量とのことでした。
スペースの有効利用ですね。
余談ですが、もし汚物が溜まると、それらは宿毛市内にある「幡西衛生処理センター」で処理されるものと思われます(機能していればですが)。
その「幡西衛生処理センター」の維持管理は私の前職のクリタグループで請け負っていることを知り、何かちょっと嬉しかったです。
🔵20日に伺った宿毛市役所です。
最近、警察や保育園、県庁舎などと一緒に高台に再整備されたそうで、貯水槽や自家発電機、大型のLPガスタンクなどが多数備わっていました。
↓庁舎からの眺めです。
↓庁内には、非常用の暖房器具や”赤コンセント”もありました!
赤コンセントはニシム電子工業(株)のHP↓によれば、停電時に自家発電機が起動して40秒以内に電源復旧するラインだそうです。そういえば亡父が最後に入院していた病室にもあったような。。。。
https://www.nishimu.co.jp/news_top/blog/UPS/08
今回、高知でリアルな備えを見ることができ、とても勉強になりました。
引き続き、磨いてまいります。
2/10(火) 一社)防衛施設学会の論文発表会をいたしました。
論文タイトルは「一時的または長期的避難所における持続可能な水利用管理に対する課題と提言」で、NPO法人 貯水タンク防災ネットワークの荻原さん、大野防衛研究所・災害医療コーディネーターの栗田さんとの共著です。
避難所の種類から始まり、水が昔から課題であったこと、能登の被災地での実測値と国際赤十字が提唱するスフィア基準とのギャップ、充分な水の医療面での必要性、水環境が豊かではないパプアニューギニアの工夫など、3人で書かせていただきました。
添付しますので、ぜひご覧いただきアドバイスをいただければ幸いです。
防衛施設学会フォーラム2026_研究発表論文_荻原_中根_栗田.pdf (1.35MB)
2/7(土)、東京・江戸川区にある青森大学東京キャンパス(元・小学校舎)で開催された「高規格避難所 開所・運営訓練」に参加し、生活用水供給の実演をしました。
https://www.u-presscenter.jp/article/119321
江戸川区は大規模洪水時には区の9割が浸水すると言われており、浸水しない予測の青大東京キャンパスは、最重要な避難所となります。
元・日本リスク学会会長の久保教授のもと、周辺住民の方も多数参加され、簡易ベッド、パーテーション設置、炊き出し、非常用トイレなどを実際に体験し、その一角でシャワーや手洗い水が供給できることを実演しました。
今回は水道水をビニールプールに溜めてデモしましたが、学校の道路を挟んだ横には↓せせらぎもあり、実際にはこの水も水源候補になります。
こちらも横連携の楽しいイベントでした!
神奈川県中心に活動し、理事をさせていただいている”防災塾・だるま”が、長年の発信型の活動などが評価され、総務省消防庁の主催「防災まちづくり大賞」の「日本防火・防災協会長賞」を受賞しました(1月30日付)。
https://www.fdma.go.jp/mission/bousai/ikusei/ikusei002.html
”防災塾・だるま”の会員は約100人ほどですが、最大の特長は、様々な分野の方々が参加し、幅広いネットワークがあることです。
→だるまHP https://bosaijuku-daruma.com/
大学教授、元小学校長、支援団体メンバー、議員さん、医療介護系、町会長、元自衛官、防災機器メーカーOB、ボーイスカウト役員、学生・・・・
能登の被災地に駆けつけた人も多数います。
中根は主に「水」「設備系」担当です。
だるまは2006年に発足し、主な活動としては、メンバーや外部の専門家を招いて、毎年10回近く累計で210回の講演会や演習を行っています。
また、「ぼうさいこくたい」などの公的イベントにも数多く参加し、知見や情報の周知にも努めています。
このような地道な活動が評価されたものと思います。
「自助・共助・公助」という縦のヒモと、多分野ネットワークという横のヒモが絡まることで、まさにセーフティーネットが作られている感じがあります。
似た組織は全国に本当に多数あることは承知しています。「ムダなく、ムラなく」雑草のように草の根から国土強靭化に役立てればいいなと、思っています。
ご関心ある方、↓ HPよりぜひご参加ください、お待ちしています。
2026年2月4日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催された「インターナショナル・ギフトショー」にウォーターリリーフがコンテナトレーラーに載って出展しました。
災害弱者に使ってもらえるよう、医療介護機材を載せ、シャワー、洗濯、トイレなど水回りにウォーターリリーフからの給水ができるコンセプトです。
コンテナはサイズもデザインも自由にできるそうですが、今回は側面にLEDのテープが埋め込んであり、平時にもイベント等で使えるオシャレなモデルでした。
物流サイズのコンテナは汎用性、アレンジがしやすく、価格も手ごろなようです。
今後も「水」+α の応用性を研究してゆきたいと思っています。


































