ごあいさつ
最新情報
前職の水処理装置メーカー時代に設計を担当した設備のうち、Google Map で見られるものを集めてみました。
地図では見えませんが、「航空写真」モードでは確認できるものが多々あります。
今回は公共施設編、納入先が国や都道府県・市町村の物です。
①関東地方の下水処理場の膜ろ過処理設備(新設)です。前号で本に載ったとご紹介したものです。
②関東地方の下水処理場の再利用水設備(増設)です。下水処理水をさらに処理して場内で使用する洗浄水、冷却水、散水用水などに利用します。
③同じく関東地方の下水処理場の再利用水設備(更新)です。
④同じく関東地方の下水処理場の再利用水設備(新設)です。
⑤九州地方の下水処理場の再利用水設備(新設)です。
⑥関東地方の下水処理場の脱臭設備(新設)です。排水処理で生じる悪臭を微生物の働きで無臭化する設備です。
⑦関東地方の食肉加工センターの脱臭設備(新設)です。同じく悪臭を微生物の働きで無臭化する設備です。
⑧九州地方のプールのウォータースライダー設備(新設)です。試運転はとても楽しかったです。
⑨関東地方のプール水の中和設備(新設)です。プールに使用する井戸水がややアルカリ性だったために設けました。
前職の水処理装置メーカー時代の、設計を担当した設備をご紹介します。
1回目は、下水道を設計する際のバイブルとも呼ばれる「下水道施設計画・設計指針と解説」(社団法人 日本下水道協会 刊)通称みどり本、2009年版から。
(本書は2019年に改訂されているため、掲載の写真は旧版です。)
前編・後編2分冊のうちの前編の巻頭、まえがき、目次の後、全体で最初に出てくる写真ですが、東京都下水道局の某処理場に建設した「膜ろ過処理施設」です。
下水の膜処理は最近では国内外で見かけますが、下水処理水を高度な分離膜(精密ろ過(MF)膜+逆浸透(RO)膜)で、飲料水相当に処理するもので、実施設では国内初のようです。
写真右上のものがそれですが、設備設計を担当させてもらいました(1992年)。
処理した水は隣接する「せせらぎの里公苑」に親水用水として供給されています。
活動エリアの拡大、および災害時等のリスク低減(事務所機能分散)のため、千葉県佐倉市に[副]事務所を開設しました。
今後もより良い活動に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
2週間ほど前ですが、若い(新しい)企業に注目している雑誌に取材いただきました。
対談形式でしたが、お相手は俳優の名高達男さん。
名高さんの若いころからのこだわりと、私の目指すものに似たものがあるなど、とても有意義な時間となりました。
発売は少し先11月とのことなので、どのような記事になるのか期待とちょっと不安です。
発売になりましたら、あらためてご案内します。
今回はとりあえず名高さんとのツーショットといただいたサインを載せておきます。
一昨年10月の台風19号の影響で千曲川が氾濫し、死者不明者5名を出した水害は記憶に新しいところです。
特に長野新幹線車両センターをはじめ広く冠水したニュースは強烈でした。
先日、その地区の被害と復旧状況を確認するために長野市方面を視察しました。
写真01、02 災害時の写真です。(WEBより引用させていただきました)
写真03、04 現在は傷跡はあまり見られないほどに復旧が進んでいるようです。
写真05 堤防が決壊した地点です。道路の舗装が新しいのが分かります。市内あちこち舗装が新しい部分がありました。被害を受けた道路を補修したものと思います。
写真06、07 決壊ポイントの自治会館には、復旧への思いが書かれていました。黒板の下1/5あたりに冠水した水位の変色が見られます。1m以上の浸水だったようです。
写真08、09 このあたりは俳人・小林一茶の生まれた地。多くの句碑がありました。想定浸水深さ5メートルの標識あり。
写真10、11 決壊ポイント(ブルーシートのところ)の裏側にはかつて「長沼城」があったようです。
写真12、13 決壊ポイント近くの市の体育館。水流の強力さを物語っています。
写真14、15 体育館横には「守田神社」が再建されていました。約1100年前に建立され、約400年前の水害でここに移設されたと説明がありました。
全国的に数10年に一度、数100年に一度の災害が毎年のように発生しています。
昔の人は将来の人のために数多くの忠告を残してくれています。
それに気づき、さらに現在の新しい情報や技術を生かして、私たちから将来の世代に安心安全を引き継がないといけないとあたらめて感じた視察になりました。