ごあいさつ

最新情報

2023-07-01 13:30:00

現状自作製品ではありますが、神奈川県総合防災センター(@神奈川県厚木市)の「事業所の防災用品展示コーナー」への展示募集に、災害時の避難生活の環境を改善する「非常用生活用水浄化装置」を応募し、採用となりました。

5月から2階エレベーター正面右に展示させていただいています。

 

総合防災センターは夏休みの宿題にも良いテーマ満載ですので、ぜひ家族そろってお越しください!

 

神奈川県総合防災センターのホームページ:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/zn2/bousaicenter/homepage.html

事業所の防災用品展示コーナーのホームページ:

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/zn2/bousaicenter/homepage/floor/minkanyouhin.html

(追って掲載される予定です)

 

神奈川県総合防災センターは、県の消防学校に隣接し、「地震体験」「風水害体験」「消火体験」「通報体験」「煙避難体験」「心肺蘇生体験」など各種災害が体験できるほか、「消防用具発達の歴史コーナー」では江戸時代から近年までの消防機材の実物が展示されています。

また、TVゲーム感覚で防災や避難などをお子さんと一緒に学べるコーナーなどもあり、たっぷり半日楽しめる施設です。

 

ユーティリティ・ソリューションズでは、2階の一角をお借りし2024年3月まで「非常用生活用水浄化装置」の実機を展示しているほか、皆さんに避難生活のストレス低減を考えていただけるよう、模型やを資料置いています。

入場無料、原則 土・日 開館、月曜休館 です。

アクセス:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/zn2/bousaicenter/homepage/kotsu.html

体験コーナーは、人数により予約が必要な場合がありますので、詳しくはセンターにお尋ねください。

 

また、9月10日(日)には、「防災フェア」も開催され「非常用生活用水浄化装置」の実演も行う予定です。

 

ぜひぜひ実機実演を見に来てください!

 

神奈川県総合防災センター入口

①神奈川県総合防災センター入口.JPG

総合防災センター外観

②総合防災センター外観.JPG

Utility Solutions 展示

③Utility Solutions 展示-1.JPG

④Utility Solutions 展示-2.JPG

⑤Utility Solutions 展示-3.JPG

消防設備の歴史

⑥消防設備の歴史-1.JPG

⑦消防設備の歴史-2.JPG

⑧消防設備の歴史-3.JPG

展示一覧

pdf 展示一覧-1.pdf (0.74MB)

pdf 展示一覧-2.pdf (0.79MB)


2023-05-10 23:40:00

昨年9月の台風15号で長期にわたり断水が続いた静岡市清水区へ行ってきました。

当時、興津(おきつ)川に流木等が一気に流れ、浄水場の取水口を塞いでしまい、清水区のほとんどが断水となったものです。

結果的に最大12日の断水が発生しました。

 

断水から数日後に、当方の「非常用生活用水浄化装置」が役に立たないか、市役所やボランティアセンターに連絡を取ったのですが、残念ながらお役に立てなかった残念な経緯があります。

今回、現在の状況などを参考のために見に行きました。

被害発生からまだ7ヶ月ということで、あちらこちらに被害の痕跡が残っています。

今はおとなしい川でしたが、ゴミが木に引っかかっている高さを目の当たりにすると、どれだけ多量の降雨があったか、想像するだけで恐ろしさを感じます。

 

参考までに当時関係者に送ったメルマガです。

「中根だより 2022年9月28日 vol.130」より引用=====================================

静岡市清水区周辺では、現在も断水または生活用水のみの供給という状況が続いており、飲料水の復旧は早くて週末以降になりそうです。

僭越ながら26日(月)に静岡市の上下水道局、27日(火)に清水区の災害ボランティアセンターに、非常用生活用水浄化装置を持ち込めるが要望ないか、電話でお聞きしました。

 

静岡市の方からは水道復旧が概ね予定が見えてきたので、その進行に全力投球したい、とのお話でした。

ボランティアセンターの方からは、高齢者の方など給水等に自力でアクセスできない方に水を含む物資を漏れなく届けることが喫緊とのお話でした。

水道は数日で復旧予定なので、その間の高齢者の方のサポートのマンパワーが欲しいとおっしゃられていました(人数は250~300人くらいなので中学生の動員も検討しているとか)

 

トイレや清掃に難儀している方々のニュースを目にするのですが、なかなかそこに繋がらなかったことが残念であり、課題です。

市の部署も、ボランティアセンターの方もご親切で、連絡先を教えてもらったので、追っかけにはなりますが、電話での内容等をメールでお伝えしています。

 

参考に、静岡市の最新情報です。

https://www.city.shizuoka.lg.jp/138_000086.html

同じ「水」ですが、様々な法律や規制やルールや部署や。。。。複雑ですね。

 

災害の規模がどんどん大きくなってゆきますが、上下水道のインフラは耐用年数超えが増えています。

災害の破壊力アップ、ハードウェアの耐久力ダウン、の傾向はいなめませんので、費用対効果が重要ですね。

 

引用おわり===========================================

いつも同じですが、出来ることを確実にやる、そうして備えていきます。

 

昨年9月の水害~断水の原因場所1

④昨年9月の水害~断水の原因場所.jpg

 

昨年9月の水害~断水の原因場所2 

⑤昨年9月の水害~断水の原因場所2.jpg

 

取水口 現在の復旧状況 

⑥取水口 現在の復旧状況.jpg

 

昨年9月の断水のニュース

⑦昨年9月の断水のニュース.jpg

 

水害の痕跡(ゴミが引っかかっている)

⑧水害の痕跡(ゴミが引っかかっている).jpg

 

水害の痕跡

⑨水害の痕跡.jpg

 

水害前の旅館裏の階段

⑩水害前の旅館裏の階段.jpg

 

水害で旅館裏の階段が流失

⑪水害で旅館裏の階段が流失.jpg

 

清水市内の某ドラッグストアの社会貢献活動

⑫清水市内の某ドラッグストアのCSR.jpg


2023-02-28 21:05:00

某市立H小学校5年生の3クラスに、社会科の授業の一環として「防災セミナー」を行いました。

いつもお世話になっている「NPO法人 貯水タンク防災ネットワーク(通称:Chonet)」様に、ご協力いただきました。

東日本大震災を体験していない、10~11歳の生徒さんの反応が楽しみでした。

 

2~4時間目に1クラスずつ順番に同じ内容を行いました。

前半は講師のOさんの海上自衛隊時代の実話、東日本大震災での救援活動、アフリカ・ジブチ共和国に海賊対策にPKO活動で体験した水の大切さ、その水を何キロも先まで取水に行く5年生くらいの子供たち、日本に帰国して赴任先の青森・奥入瀬の豊かな緑と水など、自然や環境や家族の大切さを話してくれて、生徒たちにも伝わったようです。

後半は、実演コーナーです。

特に液状化現象や、海面から雲が出来て雨となる様子の再現、過去30年分の全国の震度5以上の年表作りに7年半を要したこと、それを2次元の音符に読み替えてオルゴールを鳴らすとどんなメロディーになるのか、などまさに『1「体験」は10000「聞」に如かず!』を体で感じてくれたようです。

 

各クラスや生徒さんたちにも様々な個性がありましたが、終わった後のアンケート(無記名なので本音で、と依頼しました)では防災減災に改めて関心をもったと書いてある子が多く、やった甲斐を感じるとともに、このような年代への活動がますます重要と感じました。

 

今後とも、様々な機会でお役にたってゆきたいと思っています。

歓迎していただきました.jpg

(↑)歓迎していただきました。

 

液状化の再現01.jpg

(↑)液状化現象の再現です

液状化の再現02.jpg

(↑)地震が発生した状況を再現

液状化の再現03.jpg

(↑)仮想のマンホールが飛び出しました!

海で雲ができ雨になる仕組み.jpg

(↑)海面から雲ができ雲になり雨が降る様子の再現

津波の再現.jpg

(↑)津波の再現です

pdf CHONET_HOME_PAGE_V10.pdf (0.84MB)

 

 


2023-02-28 16:25:00

2月15日(水)に開催された 一般社団法人 防衛施設学会 の年次フォーラムにて、被災地支援の一環である自衛隊の「入浴支援」や避難生活の衛生環境改善に関連して、自作した「非常用生活用水浄化装置」の開発について発表いたしました。

タイトル「災害時の避難生活を支援する「非常用生活用水浄化装置」の開発 ~衛生的でストレスのない被災生活のために~」です。

 

論文執筆と発表はコアララボ代表・栗田恵子氏と共同で、

1)開発の背景

2)「生活用水」のニーズに役立てないか ~装置面と医療的見地

3)装置開発と仕様

4)達成状況

5)医療視点からの評価

6)現状の課題

など、約15分ですが概要をお話させていただきました。

 

入浴やシャワーはストレスを軽減し、体の清潔や衣類の洗濯、手指やトイレ時の洗浄は感染症を抑制し、ひいては災害関連死の低減、

復興の早期化などにつながると考えています。

 

今回、シャワーならば1人当たりの消耗品コストが約2円程度と、ランニングコストを安く、かつ停電、断水時でも供給できる装置の開発を紹介しました。

 

この装置の普及と頻繁な訓練使用により、被災地生活の質が向上に寄与したいと考えています。

pdf 【発表論文】 中根_栗田(20230215).pdf (2.19MB)

pdf 年次フォーラムプログラム.pdf (2.52MB)


2023-01-23 22:30:00

サポートさせていただいているサッカーチーム・横須賀シーガルズ女子のJOYチーム(U-15、中学生世代)の選手・監督さんに参加いただき、防災減災セミナーを開催いたしました。

 

今回はNPO法人 貯水タンク防災ネットワーク(通称:Chonet)様と共催しました。

ユーティリティ・ソリューションズがサッカー中に災害が起きたらどうするか、などをシミュレーションし、Chonet様が実験装置を使って液状化現象を机の上で起こしてみたり過去の地震年表を楽譜に読み替えてオルゴール演奏など、選手たちは目を輝かせ顔を突っ込んで見入っていました!

 

総勢200名ほどのクラブチームです。

みんなが自宅、学校、練習場、移動時間など、生活の中で何を意識しておくか、少しづつでも考えてくれるとありがたいです。

 

その3日後、神奈川県U-15女子サッカーリーグ2部の大会で勝利し、2部優勝とのうれしい報告がありました。

みんながより安全安心な街で、大好きなサッカーに専念できるよう、今後も活動を続けてまいります。

 

pdf ⑥横須賀シーガルズJOH様 防災セミナー.pdf (1.04MB)

 

①発表者中根.jpg

中根の発表です

 

②発表者 O様.jpg

NPO法人 貯水タンク防災ネットワーク(Chonet)さんのプレゼンです

 

③実験の様子.jpg

Chonetさんの実演の様子(液状化現象の再現)

 

④地震のデータ(1年分).jpg

Chonetさんの地震年表

 

 


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