ごあいさつ

最新情報

2025-02-15 15:15:00

1月16、17日の両日、高知県や高知市、県内議会関係者の方々に、災害時の生活用水対策の事例をご紹介させていただきました。

 

伺った3日前に宮崎沖で最大震度5弱の地震があり、防災先進県・高知では、とても関心をもってきいていただきました。

 

高知県庁と高知城.JPG

高知城と高知県庁です

 

多くの方に見ていただきました.jpg

 

紹介.jpg

 

 

また先日、南海トラフ地震の30年内発生確率も「80%程度」に上方修正されました。

https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20250117_n01/

 

南海トラフ確率.jpg

 

上記によれば「南海トラフ巨大地震を巡る発生確率は2013年から出された。この時は「60~70%」、14年は「70%程度」、18年に「70~80%」に引き上げられていた。地震調査委員会が今回再計算した結果「75~82%」との数字が出たため「80%程度」との表現にしたという。」

と、12年で10~20%もアップしたことになります。

 

杞憂や、備えあれば憂いなし、を願いつつも、引き続き私ができることに取り組んでゆきます。

 


2025-02-15 13:45:00

1年前、輪島市に運んで2ヶ所の避難所で数か月稼働した、自作の非常用生活用水浄化装置(通称:試作3号機)が、戻ってきました。

帰還機01.jpg

 

輪島市阿岸(あぎし)公民館で、裏の沢の水をろ過して洗濯用にしたり、その後、輪島市もんぜん児童館に移設して、自衛隊のお風呂撤収後のNPOの仮設風呂に水を浄化して供給していました。

 

↓沢の水を浄化して洗濯用水に

沢の水を洗濯用水に.jpg

 

 

↓余った水は周辺の避難所へも輸送

余った水は周辺避難所へ.JPG

 

↓自衛隊撤収後の立ち上げ支援

自衛隊撤収後の支援.jpg

 

装置はほとんど預けっぱなしで、避難所の方々に運転管理をお任せしていましたが、おおきな問題なく任務を完了できたようです。

 

マーキングのカスレなど現場の過酷さを感じますが、それに耐えた機体を褒めてあげようと思います。

貢献の傷跡.JPG

 

本機はまず点検して、自動化など改良を加えたいと思っています。

「ご苦労さまでした、3号機!」

 


2025-02-15 13:15:00

2024年12月9日に開催された、香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構様主催の「2024年度 香川大学危機管理シンポジウム 考えよう!あなたの暮らしのリダンダンシー ~明日はわが身。ライフラインの備えについて一緒に考えてみませんか!~」にパネリストとして参加せていただきました。

https://www.kagawa-u.ac.jp/files/4117/2913/2255/2024.pdf

https://www.kagawa-u.ac.jp/20249/

 

①会場の案内.jpg

 

パネリストというのは初体験で何してよいやら見よう見まねで資料作って台本をつくってみましたが、結局半分アドリブになってしまいました。

 

s-DSC07753.jpg 

 (香川大学HPより引用)

 

時間は順調に過ぎ、頭が真っ白になることもなく何とか無事に全うすることができました。

主催者、登壇者の皆さまのおかげです。どうもありがとうございました。

また呼んでいただけるよう、知識・技術を高めてまいります。


2024-12-26 23:30:00

能登半島地震、豪雨を機に、避難所の質の向上が検討され始めています。

 

参考値として「スフィア基準」に記載された「必要な水の量」の引用等が話題になっていますが、私たちが実際に支援した七尾市の学校体育館での実測したデータがありますので、ご紹介したいと思います。

 

要旨

スフィア基準では、最低の必要水量として1人1日15リットルという記載があるが、七尾市での実績ではトイレを除いても1人1日33リットルの利用があった。

 

日常生活と避難生活とのギャップがストレスに比例すると考えると、避難生活の質の向上のためには、夏場の使用水量増加を考慮し1人1日50リットル程度が妥当ではないか。

 

というものです。

 

避難所使用水量グラフ.jpg

 

皆様にぜひ参考にしていただければと思います。

 

pdf 【Utility Solutions】 避難所の生活用水量 参考データ.pdf (0.93MB)


2024-11-23 22:50:00

1ヶ月ほど前、知らな方から電話がありました。

その方は長野県中野市のH小学校の5年生の担任の先生で、学校の150周年記念授業で、児童たちが自分たちでテーマを選んで調べることになったが、地元中野市で5年前(2019年)に発生した台風19号による大水害について調べたい。

HPを調べていたら中根がそのことを題材にしていたので、話を聞かせてもらえないか、というものでした。

https://ut-sol.com/info/2021-07

 

中野市では小学校の同級生M君が会社を経営していて、何度も水害にあっているので、彼の話も紹介したいと思い連絡を取ると快諾してくれました。

https://ut-sol.com/info/2021-12

そしてそして驚くことに、M君の奥さんがH小学校の卒業生なのでした!

 

中根とM君は小学校卒業以来50年ぶりの一緒の教室発表となりました。

生徒さんたちは、事前によく調査をしていて上手にまとめていました。

 

お役にたったでしょうか?

 

①中野市H小学校 地元のM君の経験談1.jpg

 

地元のM君の経験談

②中野市H小学校 地元のM君の経験談2.jpg

地元のM君の経験談

 

③中野市H小学校 地元のM君の経験談3.jpg

 

地元のM君の経験談

 

④中野市H小学校 中根のはなし1.jpg

中根のはなし

 

⑤中野市H小学校 中根のはなし2.jpg

中根のはなし

 

⑥中野市H小学校 中根のはなし3.jpg

中根のはなし

 


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