ごあいさつ
最新情報
3月14日に開催された、㈱Ridilover(リディラバ)様/内閣府国土強靭化推進室主催、民間防災の先進・実践事例を紹介して防災の取組を後押しするオンラインセミナー「国土強靱化のフロントランナー ~実践事例から学ぶ防災・減災分野への民間取組~」で、支援事例を発表させていただきました。
民間防災のフロントランナーを迎え、国土強靱化を考えるオンラインセミナーを開催
約7分ほどの発表後、有識者の先生からの質問、聴講者さんからの質問、など計15分ほどの持ち時間、大過なく担当できたと思います。
終了後、事務局から
「セミナー後に国土強靱化推進室と会話しました。
中根様のご説明や質疑応答を通して、聴講者が国土強靱化への理解を深めることができるだろう、と
改めて感じ入っているご様子で、ご満足いただけました。
また、現在回収中の聴講者からのアンケートでは、すべての回答者が、満足度を5段階中4以上としておりまして、聴講者にとって学びの多い時間になったかと思います。」
とのコメントをいただきました。
微力ですが、問題提起と解決策の提案ができて、ほっとしています。
参考に、発表のスライド(コメント入り)添付します。
リディラバ様 国土強靭化セミナー発表資料 (ユーティリティ・ソリューションズ).pdf (3.27MB)
後日いただいた、満足度調査のアンケート結果です。
地元・神奈川県厚木市のおとなり平塚市で10日に開催された「第13回ひらつな祭」(被災地支援と地元の防災力強化のために「ひら」つかで「つな」がろう!)の一角に出展参加させてもらいました。
会場には河野太郎デジタル大臣もブースに来訪され、短時間でしたが見てもらい、能登の2ヶ所で活躍中と伝えました。
大臣より「ご苦労様です」との言葉がありました。
河野デジタル担当大臣も来場
CATVの取材もありました
皆さまのご支援・ご協力をいただいての現地支援ですので、この場をかりて皆様とねぎらいの言葉をシェアさせていただきます。
七尾市小丸山小学校・避難所でガス機器メーカーのI・T・O株式会社様、組立式シャワーメーカーの㈱タニモト様とコラボレーションした「シャワー+洗濯・乾燥+洗い水」の取組みが、「日本教育新聞」に掲載されました。
日本教育新聞2024年3月4日号.pdf (1.13MB)
避難所として主流の学校ですが、やはり教育関係の方々の協力なくしては展開できません。
また、支援提供側も防災減災活動は様々な専門家が持ち寄って作る「連携」が不可欠だと思っていますので、このトライが1つのモデルになればいいなと思っています。
七尾市・小丸山小学校からの生中継で、こちらのプールの水を使って、温水シャワー、洗濯機+乾燥機、手洗い場を提供している模様が放送されました。
NHK放送の様子
短い時間ですが「生活用水の確保へ 新技術」「洗濯にシャワーに”自由に”使える水を」「ろ過装置を開発 中根圭介さん」と紹介もしてもらい、インタビューも放映されました。
避難所リーダーの方が、特に洗濯ができることが避難者にとても喜んでくれているとしょうかもありました。
なお、小丸山小学校は避難者の減少・統合で3月24日で避難所閉鎖になっています。
ずっと取り組んでいる生活用水の確保による避難生活の質の向上が、今後すこしでも進むことを願っています。
能登の被災地では自衛隊の「給水支援」(飲料水)、「入浴支援」(仮設入浴施設)が活躍されていたことは皆さまご存じのとおりです。
ユーティリティ・ソリューションズは昨年に引き続き、2月14日に一社)防衛施設学会のフォーラムで、自衛隊活動を補完可能な生活用水支援について、コアララボ代表・栗田恵子と共同で論文発表をさせていただきました。
投稿時にはまだ能登半島地震は起きていませんでしたが、締め切り際に急遽能登での支援内容を追加しました。
昨年の発表内容、今回の内容と、能登でいまだに困窮している「生活用水」に対して、ひとつの提案ができたものと考えています。
今回の発表内容です。
1)災害時の“水”:政府の方針
2)災害時の“水”:確保の現状
3)“水”の適材適所
4)“ぼうさいこくたい2023”でのニーズ調査結果
5)医療の立場から
6)対応例
7)現時点の評価
8)結論
9)まとめ
おまけ ~能登でみかけた「自衛隊さん、入浴支援をありがとう」
防衛施設学会_フォーラム2024_中根_栗田(20240214).pdf (1.22MB)
防衛施設学会_フォーラム2024_中根_栗田(発表用).pdf (3.26MB)
盛りだくさんになりましたが、発表は15分ほどでしたので、説明しきれないことも多かったと思います。
発表論文は、下記あらもダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
https://seikatsu-yousui.com/download/
現時点までの3ヶ月半ほどで能登の被災現場に7回行き、計35日ほど活動しました。
それまでの訓練やシミュレーションで行っていたことと、現地での状況との違いなどいろいろ気づくことがありましたので、今後このギャップ埋めに努めてゆきたいと思います。