ごあいさつ
最新情報
2/10(火) 一社)防衛施設学会の論文発表会をいたしました。
論文タイトルは「一時的または長期的避難所における持続可能な水利用管理に対する課題と提言」で、NPO法人 貯水タンク防災ネットワークの荻原さん、大野防衛研究所・災害医療コーディネーターの栗田さんとの共著です。
避難所の種類から始まり、水が昔から課題であったこと、能登の被災地での実測値と国際赤十字が提唱するスフィア基準とのギャップ、充分な水の医療面での必要性、水環境が豊かではないパプアニューギニアの工夫など、3人で書かせていただきました。
添付しますので、ぜひご覧いただきアドバイスをいただければ幸いです。
防衛施設学会フォーラム2026_研究発表論文_荻原_中根_栗田.pdf (1.35MB)
2/7(土)、東京・江戸川区にある青森大学東京キャンパス(元・小学校舎)で開催された「高規格避難所 開所・運営訓練」に参加し、生活用水供給の実演をしました。
https://www.u-presscenter.jp/article/119321
江戸川区は大規模洪水時には区の9割が浸水すると言われており、浸水しない予測の青大東京キャンパスは、最重要な避難所となります。
元・日本リスク学会会長の久保教授のもと、周辺住民の方も多数参加され、簡易ベッド、パーテーション設置、炊き出し、非常用トイレなどを実際に体験し、その一角でシャワーや手洗い水が供給できることを実演しました。
今回は水道水をビニールプールに溜めてデモしましたが、学校の道路を挟んだ横には↓せせらぎもあり、実際にはこの水も水源候補になります。
こちらも横連携の楽しいイベントでした!
神奈川県中心に活動し、理事をさせていただいている”防災塾・だるま”が、長年の発信型の活動などが評価され、総務省消防庁の主催「防災まちづくり大賞」の「日本防火・防災協会長賞」を受賞しました(1月30日付)。
https://www.fdma.go.jp/mission/bousai/ikusei/ikusei002.html
”防災塾・だるま”の会員は約100人ほどですが、最大の特長は、様々な分野の方々が参加し、幅広いネットワークがあることです。
→だるまHP https://bosaijuku-daruma.com/
大学教授、元小学校長、支援団体メンバー、議員さん、医療介護系、町会長、元自衛官、防災機器メーカーOB、ボーイスカウト役員、学生・・・・
能登の被災地に駆けつけた人も多数います。
中根は主に「水」「設備系」担当です。
だるまは2006年に発足し、主な活動としては、メンバーや外部の専門家を招いて、毎年10回近く累計で210回の講演会や演習を行っています。
また、「ぼうさいこくたい」などの公的イベントにも数多く参加し、知見や情報の周知にも努めています。
このような地道な活動が評価されたものと思います。
「自助・共助・公助」という縦のヒモと、多分野ネットワークという横のヒモが絡まることで、まさにセーフティーネットが作られている感じがあります。
似た組織は全国に本当に多数あることは承知しています。「ムダなく、ムラなく」雑草のように草の根から国土強靭化に役立てればいいなと、思っています。
ご関心ある方、↓ HPよりぜひご参加ください、お待ちしています。
2026年2月4日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトで開催された「インターナショナル・ギフトショー」にウォーターリリーフがコンテナトレーラーに載って出展しました。
災害弱者に使ってもらえるよう、医療介護機材を載せ、シャワー、洗濯、トイレなど水回りにウォーターリリーフからの給水ができるコンセプトです。
コンテナはサイズもデザインも自由にできるそうですが、今回は側面にLEDのテープが埋め込んであり、平時にもイベント等で使えるオシャレなモデルでした。
物流サイズのコンテナは汎用性、アレンジがしやすく、価格も手ごろなようです。
今後も「水」+α の応用性を研究してゆきたいと思っています。
災害時の生活用水提供の活動をしていますが、下水道などの排水設備が損壊した際に、洗濯やシャワーの排水をどうするのか、よく質問があります。
昨年11月にまとめられた内閣府の資料に考え方が書かれているので紹介します。
↓この資料です、内閣府に生活用水担当の方がいらっしゃるのですね!
↓能登半島地震の被災地での例が載っています
↓洗濯やシャワーで洗剤などで汚れた水を、川などに流していいのかどうか?
に対して「生活排水は工場などからの排水ではないので水質汚濁防止法の対象外であり、川や側溝に流しても法令的には問題ない。ただし放流先で農業や漁業などに利用されている可能性があり、配慮してください」という旨の通知が出されています。

↓通知の拡大です
↓詳細はこちらです。
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/r7_setsumeikai/pdf/siryo3.pdf
このような方針を考慮しつつ、避難生活でのストレス低減に役立ってゆきたいと思っています。

















