ごあいさつ
最新情報
今年3月に「災害時地下水利用ガイドライン ~災害用井戸・湧水の活用に向けて~ 」が内閣官房水循環政策本部事務局 国土交通省水管理・国土保全局水資源部 より出されました。
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/content/001879780.pdf
その趣旨として、飲用水と生活用水を明確に分ける「二元化」の考えがあります。
生活用水には洗濯、風呂、掃除、トイレ以外にも、手指消毒前の粗洗浄、不幸な場合はご遺体の清めにも利用されます。
↓(同ガイドライン P5 後半略)
これは私たちの非常用生活用水浄化装置が「割り切って」「生活用水に特化」してきたことと、目的が同じなので方向性を間違わずにホッとするところです。
地下水があるところはそれが一番ですし、地下水が出ない場所や、出ても汚れがある場合には浄化装置が必要になるでしょうし、固定式の井戸と可搬式の装置との2本立ても有効だと思います。
ケースバイケースで「適材適所」の最適解を出してゆけば、最大のコスパを出せると思いますので、今後も諸ケースをシミュレーションしてゆこうと思います。
↓以前、横須賀市内で見かけた防災井戸です。
横須賀市は水脈的に地下水が豊富だそうで、このような井戸が以前から利用されていたそうです。
5月30日に、東京大学 生産技術研究所 加藤孝明 教授主催の「レジリエンスから考える地域の未来」シンポジウムを聴講に行きました。
https://komaba-oh.jp/event/17403
テーマは災害に強い街づくり。
街を細分化した「マイクログリッド」での自立、強靭性について産学のお話しを聞きました。
途中加藤先生から「中根さん、水についてはどう考えますか」と問いかけられ、能登被災地での経験や提言を話させていただきました。
↓自分の語りに酔っているところ(笑)
貴重な機会を得ることができました。
私たちの技術で、社会のピース埋めができるよう引き続き連携を図ってゆこうと思います。
非常用生活用水浄化装置の商用機「ウォーターリリーフ」1号機は、静岡県磐田市の(株)カワイ様に納入しています。
カワイ様は材木会社で、被災時に従業員や家族、周辺住民の方が使えるよう、工場敷地内に避難所を作りその生活用水用に雨水貯留槽、シャワー、などを建設されました。
すばらしいCSR活動です。
https://blog.kk-kawai.com/sg/2025/01/20252.html
今回カワイ様主催で、近くの中学校プールを借りて磐田市の関係者等にウォーターリリーフを実演しました。
市の職員さん、議員さん、自治会や学校関係者、生徒さんも見に来てくれました。
こちら中学校とはいえ50mプールがあるので、25mプールの3~4倍ほどの貯水量があります。
隣には大規模体育館もあり、被災時には中核的な避難所になると思われます。
↓会場の様子です
↓たくさん見に来てくれました
↓プール水(水深1.2m)と処理水を貯めたビニールプール(水深30~40cm)、透明度に注目ください
↓左が処理水、右が原水です
読売新聞大阪本社・科学医療部の松田記者が、私たちの昨年の能登被災地での取組みを紹介してくれました。
(4月28日朝刊)
配布エリアは近畿・中国・四国なのでご覧になれない方も多かったと思いますのでpdf版を添付いたします。

本文.pdf (2.86MB)

図説.pdf (2.67MB)
他社技術も書かれていますが、メイン扱いしていただいたようです。
名前も出てちょっと恥ずかしいですが、さらに周辺システムや技術と連携して改善を重ねてゆきます。
雨のため1日順延となった「津久井湖さくらまつり」@神奈川県相模原市が3月30日に開催され、七尾市の小丸山小学校避難所でずっとお世話になった里山創建様とコラボして出展しました。
小丸山小学校は、学校プールの水を非常用生活用水浄化装置できれいにして、シャワー、洗濯、清掃にと2か月間で延べ約3,800人、約10万リットルの生活用水を使ってもらった避難所です。
生活用水浄化装置の実機の展示と、ろ過メカニズムが見える机上デモの実演、さらに能登被災地での支援の様子の写真パネルを置かせていただきました。
当日は好天に恵まれ、3分咲の桜のもと、多くの方が来場されていました。
生活用水浄化装置にも多くの方が関心を持ってくれて、理科好きの小学生はデモ機に1時間くらい張り付いて観察していました。
将来が楽しみです!
会場の様子です
園内のこの桜の木は神奈川県で一番太いそうです
津久井湖をバックに
私たちのブースです
↓ろ過メカニズムの机上デモ機
微力ながら支援に輪島塗の箸と、伝統菓子を買いました


















